世界各国の旅行記 〜 - Germany 観光スポット・写真集
  Picture    Music 



  ミュンヘンからフランクフルトまで南ドイツ各地を回った旅の記録です。 ドイツでは電源プラグが日本と異なっているため,プラグ変換器SEが必要です。 通貨はユーロが使用できます。
 ドイツで現地に入って気づいたことですが,州割引チケットや週末割引チケットが あります。平日では各州1日乗り放題チケット(Except for IC,ICE,EC,ES)が21ユーロで利用でき, 週末はドイツ1日乗り放題チケット(Except for IC,ICE,EC,ES)が28ユーロで利用できました。 地下鉄はイタリアと違い日本と同じように目的地別の切符を買うことになります。

ミュンヘン〜フュッセン(ノイシュヴァンシュタイン城)

 夜行列車の到着地点であり,ドイツの旅の開始地点がミュンヘンでしたが、 ここはほとんど素通りすることに。ミュンヘンはBMW博物館があり,料理 やビールがおいしそうなイメージがあるだけに残念でしたが、駅前でイタリアでも 売っていたサンドイッチ(フランスパンにチーズとハムをはさんだ物)と水を購入して, すぐにフュッセンへ向かいました。


 シーズン中(4〜10月)はノイシュヴァンシュタイン城への観光バスや, またロマンティック街道ファンタスティック街道 のヨーロッパバスもありますが,今は3月なので自力で行くことにしました。 とりあえずICでブーフローエへ行き,そこからREでフュッセンへ向かうことにしました。
 ドイツのパンは外はかりっと焼いてあり中はやわらかく非常に美味しかったのですが、 イタリアでピザ,パスタばかりを食べてきて、相変わらずドイツに来ても軽食で済ませて 活動していたので野菜不足は解消できそうにないなと思いながらミュンヘンの駅を発った。




 右は城内から撮った写真です。 1日1回は少なくとも走っているこの旅ですが,帰りのバスに間に合わせるために 坂道をかなり急いで走ってバス亭へ。それにも関わらず数分差で間に合わずに 1時間ほど待つことになってしまいました。 しかし,イタリア一日目の階段ダッシュで痛めた足を保護するために買った テーピングと靴底のクッションのおかげで足の痛みはありませんでした。 個人旅行では革靴じゃなくてスニーカーを履いてくるべきとつくづく思わされました。

 上はホーエンシュヴァンガウ城,左はノイシュヴァンシュタイン城です。 ノイシュヴァンシュタイン城は19世紀後半にルートヴィヒ2世が巨額の費用を つぎ込んで築城しました。両方の城へ行くか,ノイシュヴァンシュタイン城のみ行くかで 買うチケットが異なります。この時期はガイドを付けないと入場できないらしく, 英語ガイドのもとに入場することにしました。費用はノイシュヴァンシュタイン城のみで 10ユーロくらいでした。英語ガイドの説明は,肝心なところは聞き取れず詳しい情報は ほとんど分かりませんでした。

 フュッセンからシュツットガルトへ向かうことにしましたが、 ここの駅員さんが出してくれたチケットは州割引チケットでした。 ICには乗れませんが,このチケットとの出会いでかなり交通費が安くなりました。 しかもドイツ人はチケットを買う際に列車の発車,到着時刻,乗り換え情報を一枚の紙に印刷してくれる。 イタリアですりに会ったことも忘れさせてくれるようなドイツ人の優しさに感謝しながら 列車に乗り込みました。

ニュルンベルク〜ローテンブルク

 ニュルンベルクはバイエルン州ではミュンヘンに次ぐ大都市です。 ここは第二次世界大戦後にナチ戦犯に対するニュルンベルク裁判が行われた場所です。 街並みはレンガ色の建物からブティックショップが立ち並ぶ通りまであります。 また,聖ローレンツ教会やフラウエン教会もあります。ニュルンベルクから1時間半ほど かけてシュタインナッハへ移動し,そこから15分ほどローカル線に乗ればローテンブルクに到着します。 ローテンブルクは観光地として整備された感じがあり,レンガ色の街並みなど落ち着ける雰囲気が ありました。


 イタリア,ドイツと旅行していましたが,日本は夜でも24時間オープンのコンビニやファーストフード店で 買い物をしたり,ご飯を食べることができるのが非常に便利だと思いました。日本人は働きすぎなのかなぁという イメージをここでも感じました。ここではドイツに旅行に来ている友達と合流する予定。 翌日無事に合流することができました。
 左はニュルンベルク市内です。通りにはブティックショップがいい感じで並んでいました。 この日ニュルンベルクに到着したのは夜の10時位で,ホテルは電話で予約しておいた からよかったのですが,飲み物が欲しくなり街に探しに出ました。しかし,駅内も 街もほとんどの店は空いておらず,マクドナルドでジュースを買ってホテルに戻ることになりました。



 また,ここではドイツ唯一の法と刑罰の歴史博物館である中世犯罪博物館にも行きました。

 上,左はローテンブルクの街並みで,左の写真は市長舎の鐘楼に上って撮った ものです。正面に見えるのが聖ヤコブ教会です。


 中世では犯罪者に対して強制的に自白させるためや罰を与えるために拷問が行われていました。 上は犯罪を償うために名誉を傷つけられるというもので,こんな仮面をつけて街中に 何時間か立たされることになったようです。子供や動物にいたづらされるという屈辱を味わう刑らしい。
 左は強制的に自白させるために親指を潰したりする道具だとか。これはかなり痛そうです。その 他にも針のついた椅子に座り縛られ,針のついた板で足を圧迫されるものや,重りにより 手足を引っ張られる刑もあったようです。
 これらの拷問は無実の人を自白に追い込む可能性があり,特に罪の立証が難しい 魔女を罰する時に世間から反対の声があがり法律が改正されたようです。 今でもこんな拷問があったらかなり犯罪は減りそうな気はします。

シュツットガルト〜テュービンゲン(ホーエンツォレルン城)

 シュツットガルトはバーデンヴュルテンベルク州の州都だけあって, 駅も大きく栄えていました。ここはホーエンツォレルン城へ行くための拠点としましたが, メルセデス・ベンツ博物館ポルシェ博物館等興味深いものがありました。


上は世界で最初の量産車Veloで,右は左から順にダイムラー, ベンツ,マイバッハの銅像です。マイバッハはダイムラーに協力し多くの技術的指導を 行ったようです。現在その名前を取った車が登場していることからマイバッハの功績がどれほど偉大だったか 感じることができました。様々な車が展示してありましたが,当時最速記録を出したSilver Arrowや、 また20世紀中ごろに開発された時速400kmを超えるスピードを出すロケットの ような車が印象的でした。
 ホーエンツォレルン城へ行く時間の合間をぬってメルセデス・ベンツ博物館へ 行くことに。ここは無料にも関わらず日本語オーディオガイドを貸してくれます。 ダイムラーの創設したダイムラー社と ベンツの創設したベンツ社の歴史, シェア争い,合併後に開発された車等の解説を聞くことができました。 数多くの車やエンジンが飾られており,23のオーディオガイドを全部 聞くと2時間くらいはかかりました。



 右はホーエンツォレルン城内で上は城からの景色です。 ホーエンツォレルン城はノイシュヴァンシュタイン城と同時期に建てられましたが かなり雰囲気の違う城です。前者は武骨な城で後者はメルヘンチックな城でした。 城の周りには各世代のフリードリヒ王の像が飾られていました。 ここでもガイドと共に移動することしか許されていませんでした。しかもドイツ語! さっぱりです。5分で諦めて自分で適当に見ることにしました。
 とりあえずメルセデス・ベンツ社の歴史を知り,ポルシェ博物館にも行きたかったのですが, 時間がなかったのでホーエンツォレルン城のあるヘッヒンゲンに向かうことに。 現地に着くと,やはりシーズン外ということでバスすら出ていませんでした。 しょうがなくタクシーで行くことに。アウトバーンを時速180km以上出す 高速タクシーにより10分ほどで到着しました。 現地は山の上ということもあって,かなり寒かったです。


 しかし,何故19世紀にもなってこんなに立派なお城が必要だったのでしょう。 周りから攻められることもなさそうな山の上なのですが,やはり権力の誇示のためでしょうか。 時間は十分にあるわけではなかったのですが、ドイツでは列車に乗っている時間が長く, イタリアほど忙しくはありませんでした。 貧乏旅行らしくREで時間をかけて行くのも景色の変化を楽しめていいなと思いました。

バーデンバーデン

 バーデンバーデンは日本語では温泉温泉という意味です。 ここには温泉療養ができるフリードリヒ浴場 や,温泉プールであるカラカラ浴場があります。 街並みは療養地らしく,リゾートっぽい雰囲気で, お土産屋やちょっとしたブティックショップが立ち並んでいました。バーデンバーデンからは フランクフルト空港への直通列車が出ています。 ここでは旅の疲れを癒して帰国するというちょっとリッチな経験ができます。


中は14の部屋からなり,最初はシャワーを浴び,板の上で寝転んで 汗をかくサウナ,スチームサウナ,浴場へとつながっていました。 最後には,まるでイタリアの大聖堂のように静かでひんやりとした部屋で バスタオルにくるまりベッドに横になりながら休憩することができます。 寝てしまいそうな位気持ちよかったです。
 左はカラカラ浴場とフリードリヒ浴場の横にある泉です。 温泉が出ているみたいで水は温かかったです。ちなみに,カラカラ浴場は 水着,タオル必携であるが,フリードリヒ浴場は全裸で入ることになります。 日によって混浴と男性のみの日があるようです。さすがドイツ!開放的です。 旅の疲れをフリードリヒ浴場で癒すことに。


こんなコースを21ユーロで味わえます。少し高い気もしますが, 旅の最後には是非行きたいポイントです。
 ドイツでの移動は州割引チケットを利用するか,レンタカーを利用するのが便利です。 アウトバーンを時速200kmで走れば離れた都市にもあっという間に到着することが できます。

 ドイツでは旅に困るということはありませんでした。それはドイツの人たちが親切だからです。 街で地図を眺めていると,どうしたんだい?と声を掛けてくれる人がいます。 しかも,異国の人たちと話すのを楽しむように教えてくれるのだから,こっちも気分がいい。
 また,海外ではダンケ,ビッテが普通に言えますが,日本で考えるとちょっとした買い物をして ありがとう!どういたしまして!と言う習慣はあまりありません。こんなちょっとした挨拶を恥じることなく できれば,お互いが気持ちよく生活することができるなと思いました。
 とりあえずこの旅は,無事にドイツで全員集合することができて成功という感じでした!お疲れ様。